【第17回】新しい時代の企業経営に必要な考え方とは?

※この記事は2019年4月30日にフェイスブックページで公開したものです。

こんにちは、スノウコンサルティングの古屋早雪です。
今回から、スノウコラムはフェイスブックページで掲載、ホームページにはバックナンバーを掲載という形にさせていただきます。

さて、平成も今日で最後の日となり、明日からは令和という新しい時代を迎えます。

新しい時代の企業経営とは、どうあるべきでしょうか?

そもそも、経営者(特にオーナー経営者)にとって「経営」のゴールは何でしょうか?

やはり、まずは経営者本人が幸せであるということだと思います。
そうでなければ、事業を続ける意味はありません。
いくら従業員のため、お客様のためと言っても、経営者自身が不幸になるような経営はすべきてはないと思います。
とはいえ、ほとんどの場合は経営者本人の幸せを追求することと、従業員やお客様の幸せを追求することはイコールです。
まれに、自分の利益を第一に考え、他社の不幸を省みないという経営者がいますが、短期的には良くても結局は後々自分自身にしっぺ返しが来ることになりますので、自分自身幸せにはなれません。
そして、経営をするということは誰かの幸せを追求することに他なりません。
何故ならば、利益だけを追求する経営というのは空しいもので、それだけでは十分な幸せを手に入れることはできません。
他者(家族、従業員、お客様、地域の人びとなど)の幸せによって、感謝や貢献感を得ることが、経営者の「やりがい」を大きくすることにつながります。
この「やりがい」こそが、何よりも企業経営の醍醐味といえるのではないでしょうか。
逆に、他人の幸せを追求するということは、自社の利益や経営者のやりがいにつながります。

では、経営者が幸せになるためにはどうしたらよいでしょうか?
そのために必要な要素として、下記の3つが挙げられます。

1.経済的安定性
前回も触れましたが、ワクワク感は「安全」「安定」が保証されていなければ、なかなか感じることができなくなってしまいます。
まずは生活の安定、そのためには自分自身の経済的安定性が重要です。
そして、そのためには当然ながら、会社として、最低限経営者自身が生活していけるだけの収益を上げる必要性があります。
もし従業員がいるのなら、経営者と従業員の生活費分については稼ぎ続ける必要があります。
会社は「ゴーイングコンサーン」(企業が将来にわたって事業を継続していくこと)が原則であり、長く続く企業づくりが経営者の使命とも言えます。

2.やりがい
経営者自身の「やりがい」がなければ、ただただお金を稼ぐためだけの仕事になってしまい、事業を続けていくモチベーションが維持しづらくなります。
このやりがいの中身は、人によって違います。
しかし、「やっていて楽しい」とか、「自分の成長が感じられる」といったものが多く、正に「ワクワク感」に直結する要素となります。

3.(社会)貢献
よく会社は公器であるから、社会に貢献する義務があるということが言われます。
また、CSR(企業の社会的責任)が求められているということも有ります。
とはいえ、中小企業ではそこまでの余裕はないし、自分たちには関係のないことだ。。。
そうお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、これは経営者自身の幸せのために非常に重要な要素となります。
まず、他社への貢献なくして「やりがい」「ワクワク感」を得ることは難しいということです。
人は様々な価値観を持っていますから、何に「やりがい」を求めるかも人それぞれです。
しかし、マズローの欲求5段階仮説では、4段階目に「承認欲求」を置いており、人から認められる、感謝されるということが自己実現に向けた重要なステップであると考えられています。
事業を通して社会に貢献し、そして認められるということは「ワクワク」の大きな材料にもなります。
そして、他人から認められるだけではなく、自分で自分を認める「自己承認」も高まります。
さらに、1番の経済的安定性のためにも、社会貢献は欠かせないことであると言えます。
これは単純に寄付やボランティアという話だけではなく、社会に求められている商品やサービスを提供すること、従業員に「働く場」を提供すること、収入を得て家族の生活を守ること、自分の子どもに働く背中を見せること・・・通常通りの営業活動をおこなうことが、社会に貢献することであり、逆にそうでなければ収益も上げることは難しいということになります。

以上、3つの要素が経営者の幸福には重要であり、さらには「ワクワク経営」の土台であるとも言えます。

では、これらの要素を実現するためにはどうしたらよいでしょうか?
それには、以下のような手法が必要となります。

1.経営者の想い「未来ビジョン」
2.大切にする価値観「経営理念」
3.自分たちが活動する領域の定義「事業ドメイン」
4.市場の中で生き残っていくためには「事業戦略」
5.価値の流れを、どのように循環させるのか「ビジネスモデル」
6.価値をどのように作り出すのか「開発」「オペレーション」
7.価値をどのように顧客に届けるか「販路」「マーケティング」
8.現在の会社の状況を知る「会計」「見える化」
9.会社の血液である資金を回す「資金繰り」「資金調達」
10.価値を作り出す仲間を増やす「採用」「教育」
11.計画ばかりでは何も生み出せない「行動」
12.現状を把握し軌道を調整する「評価」「改善」

各項目については、次回以降に詳説いたします。

令和の時代も「ワクワク経営」を進めていきましょう!

【第17回】新しい時代の企業経営に必要な考え方とは? への1件のコメント

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