薬草何個持ってればいい?「流動数分析」 ワクワク経営コラム【第36回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

今日もパーティーの会話から始まります。
戦士「おい、最近薬草持ちすぎじゃないか?」
武闘家「最近強い魔物がたくさん出るから、減りが早いんだよ~」
戦士「あんまりたくさん薬草持ってると動きが鈍くなるし、武器を買う金も足りんぞ。本当にそんなに必要なのか?」
武闘家「分かんねえけど、一応たくさん買い込んでおいたほうが安心だしな!」
旅芸人「じゃあ、こうしようよ。薬草は3日使う分だけ持っておく。それだけあれば十分だろう?」
武闘家「そうだな、3日分あれば安心だな!でも、3日でどれくらい薬草つかうかなんて分かんねえよ~」

さて、これは経営で言うと在庫管理の問題ですね。
在庫が増えすぎると、倉庫のスペースを圧迫したり、資金繰りに影響したりします。
また、「在庫が増えている」「減っている」ということは、業務上の異常が原因である可能性もあります。
こんなときに使える技が「流動性分析」です!
横軸に時間や日数、縦軸に在庫の個数を表して、累計入庫数と出庫数のグラフを記録します。
入庫数と出庫数の「縦」の間隔が現在の在庫数、「横」の間隔が入庫から出庫までの滞留時間を表します。

↓流動性分析グラフの例

魔法使い「この方法なら、薬草を何日分持ってるのかも一目瞭然ね!」
武闘家「でも、今日何個買ったかは分かるけど、何個使ったかは分かんねえぞ」
僧侶「『今日薬草を買った個数』と『今薬草を何個もっているか』が分かれば、グラフが描けますから、『今日薬草を何個使ったか』も分かりますよ♪」
武闘家「そうか、このグラフを描けば、薬草をどれだけ使ってるかも分かるんだな!」

こうして、このパーティーは3日分の薬草を持つようにしました。

あなたも是非、流動数分析グラフを使って、在庫の動きを見える化しましょう♪

流動性分析テンプレート(Excel)ダウンロード

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