その依頼、受けるべき?「機会コスト」 ワクワク経営コラム【第110回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険をしていると、町の人の依頼などを受けるか受けないか選択する場面ってありますよね。
通常は、依頼を受けることで報酬をもらえたりするので、受けることが多いと思いますが、受けることでデメリットを伴う場合は、受けるかどうかを判断しなければなりません。
時間やお金がかかるという場合は分かりやすいですよね。
その時間やお金に見合うだけの報酬やメリットがあるかどうかで判断すればよいことになります。
なお、報酬以外のメリットとして、依頼を遂行することで得られる情報やスキル、ワクワクする体験などがありますね。
他に、その依頼を受けることで「できなくなること」がある場合があります。
例えば、その依頼(依頼Aとします)を受けることで、別の依頼(依頼Bとします)を受けられなくなったり、依頼Bが達成できなくなったりするとします。
この場合、依頼Aを受けることで、依頼Bを受けることによる報酬やメリットが手に入らなくなるため、依頼Bの報酬やメリットと引き換えに依頼Aを受けることになりますので、その分のコストがかかると考えることができます。
このような状況を機会損失などといいますよね。

経営においても、ある意思決定をおこなう(例えば何かの事業を始める)ことで得られなくなる利益がある場合、それをその意思決定をおこなうためのコストであると考えることがあり、これを機会コストといいます。
その機会コストを支払ってでも、その意思決定をするメリットがあるかという判断をすることになります。
機会損失というと、何だか損した気分になりますが、それは意思決定をおこなうための「必要なコスト」であると考えれば、損した気分にならなくて済みますよね!

是非、何かの意思決定をするときは、その結果できなくなることを機会コストとして考えてみましょう(^-^)

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