目に見えない強みを活用しよう!「知的資産経営」 ワクワク経営コラム【第30回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

ワクワクするような経営を続けていくための武器、「強み」にはどのようなものがあるでしょうか?
以前のコラムで、それがどれだけ「有用であるか」「レアであるか」「真似できないものであるか」「自分たちのパーティーならではのものであるか」で、武器としての強さが決まるとお話ししました。
では、これらの条件を満たすような武器には、どんなものがあるでしょうか?

まず、「お金」が考えられますね。
お金があれば、いろいろな他の武器を買うことができますので、非常に有用です。
しかしながら、お金は他の人も持っているのでレアではなく、手に入れやすいので真似できないものではなく、自分たちのパーティーならではのものでもありません。
大金を持っていれば他の人と差をつけることができるかもしれませんが、そこまでの大金を得るのは大変ですよね。

次に、「土地」や「建物」、「商品」といった「有形資産」が考えられます。
これらも利益を生み出し経営を続けていくための源泉となるものなので、有用性が高いと言えます。
しかし、土地や建物も取引で入手でき、商品も売ってしまえばお金になるだけなので、それほどレアとは言えません。(ここで言う「商品」とはモノとしての商品の在庫のことであり、「商品」を生み出す力はまた別です)

さらには、ソフトウェアや電話加入権といった「無形資産」も、比較的容易に入手可能です。

これらは全て貸借対照表の資産として計上するものであり、誰が見ても利益を生み出す源泉となるものです。
しかし、貸借対照表には載らない、「目には見えない資産」というものがあります。
人のスキルやノウハウ、仕組み、関係性などがあります。
これらは、その企業が培ってきた「その企業ならでは」の武器であり、真似することが難しいものです。
この中で、特許権や著作権など法律で守られ貸借対照表の資産となるものもありますが、そうではないものも多くあります。
こういった「目には見えない」武器を資産ととらえ、強みとして生かしていく「知的資産経営」が重要性を増しています。

知的資産は、大きく分けて「人的資産」「構造資産」「関係資産」があります。
「人的資産」は、経営者や従業員一人ひとりが持っているスキルやノウハウで、人にひもづいている「暗黙知」のようなものです。
「構造資産」は、組織としての構造の中に仕組みとして組み込まれているもので、会社組織の仕組みになっているため人が入れ替わっても維持されるものとなります。
「関係資産」は、顧客や取引先との関係性を指し、信頼関係や人脈などがこれにあたります。

この中で、「人的資産」は他の人が真似できない非常に強力な武器なのですが、一方でその人がいなくなったら会社から強みが失われてしまうリスクをはらんでいます。
したがって、個人が持っている暗黙知をできるだけ会社としての仕組みにして、「関係資産」にしていくことが、経営を続けていく上では重要となります。
また、「関係資産」は特にその会社ならではのもので、そのまま真似することはできないため、非常に強力な武器になります。
この関係資産も、人にひもづいている場合(社長個人の信用で成り立っている場合など)がありますので、会社としての「関係資産」にしていくことが大切です。

目には見えない強みを活用して、100年以上続くワクワク企業を目指しましょう♪

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