カエルのような経営とは?「カエル理論」 ワクワク経営コラム【第161回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険の世界に、しばしば両生類の「カエル」(蛙)が登場します。
魔物として登場することもありますし、冒険者を
皆さまは、カエルというとどんなイメージをお持ちですか?
気色悪いということで苦手な方も多いかもしれません。
カエルと言えば、魔女にカエルの姿を変えられるという話もあるように、醜い姿の象徴として語られることもあります。
しかし、様々な可愛らしいカエルのキャラクターも作られ、多くの人に愛されているのも事実です。
そんなこともあり、冒険の世界でも愛すべきカエルのキャラクターがよく登場しており、彼らはその様々な特徴をもって冒険の手助けをしてくれたり、逆に行く道に立ちふさがり手強い敵として現れたりします。

では、カエルの特徴って何でしょうか?
その中で、経営に取り入れることのできる特徴を3つご紹介します。

1つ目は、その跳躍力です。
カエルと言えば、ピョンと跳ねるジャンプ力のイメージが強く、冒険の世界ではウサギと並んでジャンプ力のある動物として登場することが多いです。
カエルは後ろ足の筋肉が発達しており、縮んだ状態から一気に伸ばすことで高く遠くへ跳ぶことができるのですね。
以前のコラムで反動理論についてお伝えしましたが、企業もカエルのように反動を利用して大きく飛躍することができます。

2つ目は、獲物を捕らえる長い舌です。
何かを取ったり動かしたりするとき、手や足を使うという先入観があると、他の方法が思いつかなくなってしまうことがあります。
手も足も出ないのであれば舌で、というように追い詰められた場面でも視点を変えて打開策を見つけ出すという意味では、カエルを見習う部分がありますね。

3つ目は、「変える」という言葉との語呂合わせです。
企業の形ややり方も、時代に合わせて変えていく必要があります。
何でも変えればよいというわけではなく、当然変えずに守るべきものもありますが、理由もなく前例踏襲で変えないでいることはないか、変えられるものはないかを常に意識することは重要です。
これと逆の話で、環境が変わっているのに自分の居場所を変えなかったために茹で上がってしまう「ゆでガエル」という話もあります。
カエルの入った鍋の水を徐々に温めていくと、カエルは温度の変化に気付かず高温になって茹で上がってしまうという話です。
小さな変化でも敏感に捉えて、居場所ややり方を変えていかないと、「ゆでガエル」になってしまうかもしれません。
(ちなみに、本当に「ゆでガエル」ができるかは疑わしいようです)
また、働き方改革にかけて「帰る」=「残業しない」という意味でつかわれる場合もあるようです。
「カエル」自体の特徴ではないですが、その言葉遊びでカエルを企業変革を象徴するキャラクターとして見てみるのも良いかもしれませんね。

是非、カエルのような伸縮性があって時代に合わせて形を「変える」柔軟な企業づくりを目指しましょう♪

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