風景にも注目してみよう!「冒険の風景理論」 ワクワク経営コラム【第162回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険をしていると、ついつい目的と、その実現に必要な事柄にしか目がいかないことがあります。
広い大地や空、海に「冒険のワクワク感」を感じることはあっても、それが直接冒険の目的に関わらなければ、細かいところまで注目することはあまりないかもしれません。
魔王を倒して平和を取り戻すための旅に風景を楽しんでいる暇はないと思うかもしれませんが、たまには風景を楽しんでみるのもいいかもしれません。
経営でも同じで、ビジョンの実現や売上向上に直接関係ないことにも目を向けると、様々なメリットがあります。

1つは、思いがけない様々な発見があるということです。
これはワクワクする冒険の醍醐味であり、冒険の継続性に関わります。
また、目的だけを見ていると、どうしても視野が狭くなりがちです。
様々な視点で冒険をとらえることで、新たなアイディアや解決法が生まれることもあります。

2つ目は、風景を楽しむ余裕があったほうがよいということです。
寄り道理論でもお伝えしましたが、余裕のない旅は思いがけないアクシデントや大きな環境の変化に弱いです。
常に風景を楽しみながら冒険するくらいの余裕があった方が、どんな時も対応しやすいと言えます。

3つ目は、ビジョンを具体化することに役立つということです。
今の自分や自社には関係ないと思っていても、ビジョンが実現された世界はどうでしょうか?
お客様や世の中の人びとに価値を提供し、より良い未来を描くためには、対象となるお客様や世の中の人びとの暮らし、あるいは人々が住むこの星のことをよく知ることが必要です。
冒険を終えて、世界を守ったとして、どのような世界になっていることを目指すかを明確にするためには、世界の背景を良く知っている必要があります。
自分が守るべき世界がどんなものか、冒険の途中で風景に目を向けてより深く知っておくのもよいのではないでしょうか。

是非、冒険の風景にも注目し、ワクワクする冒険の世界のような経営を楽しみましょう♪

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