協力したほうが稼げる!「パーティー募集理論」 ワクワク経営コラム【第181回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険の世界では、固定のパーティーを組んで冒険することもありますが、旅先で目的に合わせた一時的なパーティーを組むこともあります。
とりわけMMORPGでは、普段は一人で行動し、随時目的に合わせてパーティーを組むことが多いです。
もちろん、ギルドのような冒険者間で協力関係を築く組織もありますが、いつも一緒に行動するわけではありません。
目的に合わせたパーティーのメンバーを募集する際に、ギルドなどの中で募集をかける、という形はよくあります。
さて、どういった場合に一時的なパーティーを組むことになるのでしょうか。
もちろん、「ワクワク経営物語 その4」でお話ししたように、一緒にワクワクを共有することで、さらにワクワクが増す効果もあります。
しかし、それだけではありません。
依頼やミッションの中には、一人では達成できない依頼というものがあるからです。
例えば、今日、一人でできる依頼と、4人で力を合わせなければできない依頼があったとします。
一人でできる依頼の報酬が1万G、4人必要な依頼の報酬が3万Gだったとすると、4人必要な依頼は1人あたりの分け前は7,500Gとなるので、みんな一人でできる依頼をしたいと思うでしょう。
4人必要な依頼の報酬が4万Gだったとしても、「メンバーを集める手間」を考えると、一人でできる依頼を選ぶ人が多いかもしれません。
市場均衡」の回でお話ししたように、供給が少ないものは価格が上がっていきますので、4人必要な依頼は4万Gを超え、例えば6万Gくらいまで上がるとします。
そうすると、一人当たりの分け前は15,000Gになるため、この依頼を受ける人も多くなり、需給が均衡します。

これは、現実の経営でも同じです。
一人でできるサービスは、供給者が多いため価格は上がりにくいです。
これはファイブフォース分析で言えば、買い手の交渉力が強くなるためですね。
一方、複数の人や事業者が協力しなければできないサービスは、供給者が少ないため、一人当たり(一事業者当たり)で見ても一人でできるサービスよりも価格は上がる傾向にあります。
普段は個人事業主など少人数で活動している人でも、プロジェクトによっては他の事業者と協力して取り組んだ方が利益が上がるということになります。

さて、他の事業者と協力する方法には、大きく分けで3つの方法があります。

1つは、他の事業者から声をかけられるのを待つ方法です。
これは、自分からアクションを起こす必要はないので、一番楽です。
ただし、声をかけられやすくするためには、日ごろから「自分を知っている」人を増やし、「自分は何ができるか」を知ってもらっておくことが大切です。

2つ目は、他の事業者の募集に応募する方法です。
この場合、自分が参加したいプロジェクト等の募集が多い場所で募集を探せば、参加できる募集があるかもしれません。
しかし、条件面で自分の希望とぴったり合うものが見つかるとは限りませんし、ある程度は妥協する必要があるかもしれません。

3つ目は、自ら企画して他の事業者に声をかけたり、募集する方法です。
これは、仕組みを自分で考えなければなりませんが、「自分のやりたい仕組み」で、「自分のやりたいタイミング」でできるのが一番のメリットです。
もちろん、「参加してほしい人」が「参加したくなる」「ワクワクする」仕組みでなければ、なかなかメンバーは集まらないかもしれません。
他の事業者に声をかけて集める場合、最初の方法と同様、協力できる事業者の知り合いを増やしておく必要があります。
一方、募集するのであれば、どこで募集するのが集まりやすいか、トラブルが少ないか、といった観点で募集する場所や募集方法を決める必要があります。
しかし、うまくハマった場合は、思い通りの仕組みで実現でき達成感もあるため、一番気持ちのいい方法です!

是非、ワクワクする仕組みを作って仲間を募集してみましょう♪

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)