大空の空間を活用しよう!「おおぞらをとぶ理論」 ワクワク経営コラム【第150回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険の世界で、空飛ぶ乗り物ってワクワクしますよね!
飛行機のほか、空飛ぶ船や空飛ぶ動物、果ては空飛ぶお城など様々ですが、海も山も越えて、今まで行けなかった場所に行けるようになり、自由な冒険の世界が広がります。
さらに、スピードも速く魔物にも襲われないということが多いです。
これは、障害物が少ないということもありますが、単に「空中の方が広い」ため、魔物と遭遇しにくいということがあります。
地上であれば、2次元の広がりであり建造物や岩、大木などもあり移動できる範囲は限られています。
その限られた範囲内に、冒険者も魔物も存在しているわけですから、遭遇する確率も上がります。
一方、空中であれば「3次元」の広がりがあるため、同じ水平座標でも高度が違えば(遮るものがないので見つかるかもしれませんが)接触することはありません。

これは、現実でも同じですよね。
地上だと、どうしても通れる道が限られているため、信号待ちもありますし、渋滞が発生することもありますが、空中なら建造物などもないですし、理論上は高度を変えれば比較にならないほど広大な空間を利用できます。
ただ、もし飛行機が空中で接触すると大変なことになるため、厳格に航空管制がされていますが、技術が発達すれば空間座標を計算して接触しないよう自動制御することもできるようになるかもしれません。
飛行機で考えると、まだまだ現実的でないようにも思えますが、近年こういったことが現実化する可能性のあるものが出てきました。

それはドローンです。
空中を自動飛行して、物や人を運ぶことが出来るようになれば、高度を変えて空間をフル活用することで、渋滞に巻き込まれることもなく、圧倒的に移動が速くなります。
もちろん、ドローンもまだまだ技術的には発展途上ですが、IoT技術DXとも関わり合い、その進化の速さは驚くべきものがあります。
空中を移動するということで、墜落の危険性を回避しなければなりませんし、幅広い高度に対応する技術も必要ですが、いずれは解決して法令も整備されると考えればワクワクが広がりますよね!

また、直接物流にかかわる業種でもそうですが、それ以外の業種でもこの考え方は応用できます。
つまり、2次元で考えていたことを3次元に広げることで、飛躍的に発想が広がるということです。
鳥の視点で俯瞰して見てみることで、視野は大きく広がります。
事業ドメインも、軸を多くすれば、よりきめ細かい設定ができます。
また、他の人が飛んでいない空間を選んで飛ぶとことができるため、ブルーオーシャン戦略も取りやすくなります。
このように、舞台を3次元の空間に広げることで、冒険の自由度が飛躍的に増すのです。

是非、広大なおおぞらを飛んで、自由な冒険の舞台を3次元空間に広げましょう♪

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