移動時間を有効活用しよう!「移動時間理論」 ワクワク経営コラム【第177回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険の世界では、移動手段が旅に大きな影響をもたらします。
最初は徒歩のみということが多いですが、馬に乗ったり、馬車を引いたり、船に乗ったり、空飛ぶ乗り物を手に入れたり、果ては宇宙船で宇宙に行ったりすることもあります。
場合によっては、ワープ装置や魔法で瞬間移動することができる場合もあります。
こういった乗り物や移動手段は、今まで行けない場所に行けるようになったり、魔物に襲われにくかったり、移動時間を短縮できたりして非常に便利なものです。
しかしながら、時にはゆっくり歩いて世界を巡ってみるのも悪くないものです。
時間が短縮できることは、非常に便利であるとともに、少し寂しい部分もあります。

一方、経営でも「移動」は大きなテーマです。
経営における「移動」の考え方で大事なものを3つお伝えします。

1つ目は、移動時間をできるだけ減らすことです。
業務の遂行が目的であれば、移動しなくても目的を達成できるのならそのほうが生産性は上がります。
Zoomなどのインターネット会議システムを使った遠隔会議、DropboxなどのオンラインストレージやSlackなどのチャットシステムを活用したテレワーク、そして書類の押印を省略するといった業務の見直しなどにより、移動時間は大幅に減らすことができます。
浮いた時間はさらに新しいことに挑戦する時間にしてもいいし、ゆっくり体を休める時間にしてもいいですね。

2つ目は、移動中にできる業務を作ることです。
電車に乗っている間や電車の待ち時間など、移動時間中には多くの活用できる時間があります。
今はスマートフォンを持っている人も多いので、クラウドシステムを活用してスマートフォンでできる業務を作っておけば、このような時間を活用して業務を進めることができます。
ただし、通勤時間に業務をさせるのは「時間外労働」になる可能性がありますので注意が必要です。

3つ目は、「移動時間を楽しむ」ことです。
どうしても減らせない移動時間は、いっそのこと楽しんでしまうというのも一つの方法です。
冒険の風景理論でお伝えした通り、移動中の風景の中には今まで気づかなかった様々な発見があったり、心に余裕を持つことが出来たりします。
何より、息をつく暇もない仕事の連続より、ワクワク感が増してワクワク職場のためにも役立ちます。
例えば、出張などはついでに観光を楽しむくらいの余裕があるといいですね。
もちろん、羽目を外しすぎて本業に支障が出ないように注意は必要です。

「移動時間」をうまく活用して、ワクワクする経営を楽しみましょう♪

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