予定との違いは何故起きた?「予算実績差異分析」 ワクワク経営コラム【第84回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

今日も、いつもの冒険パーティーは、A国からB国への移動の途中、焚火を囲んで話をしています。
旅芸人「うーん、A国を出てからもう8日目になるけど、だいぶ食料も減ってきたね。このままだと、底を尽きてしまうかもしれないね」
戦士「武闘家が食べ過ぎるせいじゃないのか?」
武闘家「だって腹が減るんだから、しょうがねえじゃねぇか」
魔法使い「武闘家が食いしん坊なのは計算に織り込み済みよ。他に原因があるんじゃない?」
僧侶「思ってたより魔物が多くて、なかなか進めてないことも原因のひとつじゃないでしょうか?」
旅芸人「まあまあ、そんな時は当初の予定と実際の状況を比較してみよう」
僧侶「この旅の予定を書き込んだ地図ですね。本来なら10日でB国に着くはずですけど、まだここは7日目くらいの場所ですね」
武闘家「やっぱり、魔物が多かったのが原因だな!オイラのせいじゃねぇぞ」
旅芸人「いや、食料はかなり余裕を持ってきたから、そのくらいなら大丈夫なはずだよ。食料の減り具合はどれくらいかな?」
魔法使い「1日1袋として、余裕を見て15袋持ってきたけど、あと3袋しかないから、12袋消費してるわね」
戦士「やっぱり武闘家の大食らいのせいじゃないか!」
武闘家「えー、じゃあ食う量を減らせっていうのか?」
旅芸人「まあ、しょうがないよ。武闘家の大食らいを甘く見てたっていうことだね。でもこのままだと食料が足りないから、予定を変更してC村で食料を調達していこう」
僧侶「次の予定は、武闘家さんの食べる量を見込んで作らないといけませんね」

さて、この冒険パーティーは、食料の消費と旅の進み具合の予定を地図に書き込んでおくことで、食料の減りが早いことがわかり、対策を打つことができました。
そして、その原因を分析し、次の予定を立てる際に反映することができます。

これは、現実の事業計画でも同じです。
販売数や売上高、原価率など、予定の数値を立てておき、実績の数値と比較することが大切です。
そして、予定と実績の間に差異がある場合は、その差異の分析をします。
例えば、売上高が少なかったのは、予定よりも客単価が少なかったのか、来客数が少なかったのか。
原価率が高かったのは、材料費が高かったからか、1個あたりにより多くの材料が必要となったからか。
といった具合で、内訳を分解することで、何が原因なのかが分かります。
そして、その差異が発生した原因を、次の予定を立てる時に反映させることで、計画の精度を向上させ、PDCAサイクルを回していきます。
このような差異分析をおこなうためには、計画段階で数字の内訳や、比較の方法についてもしっかり考えておく必要がありますね。

是非、予定と実際の比較を繰り返して、ワクワクする冒険を継続していきましょう♪

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