数値計画は全ての計画の集大成!「数値計画の作り方」 ワクワク経営コラム【第192回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

先日のコラムで、数値計画には様々な意味があることをお伝えしました。
それでは、数値計画はどのように作ったらよいのでしょうか?

数値計画は、損益計算書計画、貸借対照表計画、キャッシュフロー計画、資金繰り計画を作ります。
売上は、販売計画から算出することができますね。
損益計算書計画では、他に売上原価と経費(販売費及び一般管理費)、支払利息、法人税等の計画が必要になります。
売上原価は、主に仕入や外注費から算出されますので、「仕入・調達計画」がもとになります。
製造業の場合は、労務費も売上原価に入りますので、「組織・人事計画」も必要となります。
経費については、「組織・人事計画」と「業務設計」「販売計画」にもとづいて決まります。
労務費以外の人件費は、組織・人事計画にもとづきここで反映されます。
その他の経費については、どのような業務をおこなうかにより決まり、例えば店舗や倉庫を借りる必要があれば「地代家賃」や「水道光熱費」がかかりますし、広告を出すのであれば「広告宣伝費」がかかりますね。
減価償却費は「投資計画」から算出します。
支払利息は、この後の資金繰り計画でいくら借入をおこなう必要があるかによって決まってきます。
法人税等については、税引前当期純利益と税率から見込み額を算出します。
ここまでの売上・費用等の見込み額から利益を算出することができ、後述の資金繰り計画で借入が必要になる場合は支払利息を反映することで、損益計算書計画が完成します。
貸借対照表、キャッシュフロー、資金繰り表も、損益計算書と「仕入・調達計画」の支払い条件、「販売計画」の売掛金回収条件、投資計画などから作成し、またここで不足する資金については借入など資金調達の計画を立てます。

このように、数値計画はこれまで作ってきた各種の計画の集大成です。
逆に言えば、数値計画を見れば他の計画のおおまかな概要も分かることになります。
もちろんそれだけでは詳しいことは分からないので、まず数値計画で全体を捉えて、個別の計画を見ていくことができます。(参照:木を見て森を見ず理論
これはRPGの「つよさ」ウィンドウに今の状態が、「戦歴」ウィンドウに今までの冒険の履歴が全て記載されているのと同じですね!(参照:ステータスウィンドウ理論

数値計画は、現在位置を測るための指標です。
商品・サービスや組織・業務・販売といった計画によって作成された地図上で、どのような順序で、いつどこまでたどり着くのかといったマイルストーンを置くことです。
1日目は魔物を退治してレベル20まで上げて、2日目は依頼を受けてお金をためて武器を買って、3日目は次の町に向けて旅立つ・・・といった具合ですね。
このように決めておくことで、3日目に次の町に出発できていなかったとしても、2日目にお金が十分たまらず武器が変えなかったことが原因というように、当初の予定と何が違っているのかが明確になります。

是非、自分の立ち位置を測るための数値計画を作ってみましょう♪

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