旅立つ勇気とは何か?「思い出補正理論」 ワクワク経営コラム【第91回】

皆さま、こんにちは!
ワクワク経営ナビゲーターの古屋早雪です。

冒険に旅立つ第一歩って、勇気が要りますよね。
冒険はリスクがあるものですし、これは起業も同じです。
リスクを取ってまで旅立つべきか、それを決めるのは自分です。
もちろん、冷静に考えたら踏み出さないほうがいいこともあります。
例えば、自分の命を投げ捨ててまでやるべきことは通常はないはずです。
このようなことは「勇気」とは言いません。
やるべきかどうかは、自分の価値観、会社なら経営理念に照らし合わせて決めることです。
しかし、旅立つべきだと思っていても、なかなかその勇気が出ないことってありますよね。
それは自然な反応ですし、人間はそもそもリスクを回避する思考を持っています。
知らないことに対しては、リスクを過大に捉えてしまい、踏み出すことができないのです。
しかし、自分の行動により広がる新しい世界を見たいという知的好奇心も人は持っています。(参照:ワクワク創造理論
この欲求を満たすことは、ワクワクする人生につながりますので、人生をワクワクするものにしたいなら、挑戦することは必要なことだと言えます。(参照:難易度理論
では、このような場合でも勇気を持って第一歩を踏み出すことができるためには何が必要でしょうか?

人は、それまで生きてきた中での経験から判断をします。
その経験とは、勉学や本などから得た「知識」、自分自身でやってみた「体験」が含まれます。
これらの経験の蓄積をもとに、一歩踏み出すかどうかを判断しているのです。
したがって、価値観に照らし合わせてやるべきこと、それに類似する「経験」が自分にとって心地よいものであれば、そのやるべきことを「やろう」という動機づけになります。
逆に、それはやるべきだけれども、それに類似する「経験」が不快なものであれば、またその不快な思いをすることは嫌なので、恐怖心が生まれ、勇気が出ないということがあります。

なお、ここでの「経験」とは、頭の中で思い描いた「想像」も、疑似体験として行動に影響を与えます。
例えば、お客様対応業務をするときに、過去にうまくいかなかった、怒鳴られたという経験が多い場合、恐怖心が先行してなかなか業務ができないということがあります。
そこで、ロールプレイング(RPGではない方です)などで成功の疑似体験を積む、成功のイメージを思い描くことで「想像」の疑似体験をつくるなどにより恐怖心が薄れ、勇気を持って業務に当たることができるということがあります。

冒険の世界でも、過去にやって楽しかったゲームは思い出に残り、そのゲームを高く評価する傾向というのがあります。
これは「思い出補正」などと呼ばれており、客観的評価の場合は排除すべきとされていますが、自分にとっての体験であると捉えるならば、この「思い出補正」は大切なものです。
その「思い出」、楽しかった経験が、次の冒険に旅立つ勇気を与えてくれます。
そして、この「ゲーム」で「冒険」するのは正に「疑似体験」の蓄積でもあります。
自分の「価値観」に合った「世界観」の世界で冒険することは、まさに自分の価値観で人生を生きていくことの「疑似体験」であり、勇気を与えてくれるものですね。
したがって、楽しかったゲームの思い出や、サークルや団体での価値観の合う仲間との共通体験なども、自分の人生を生きる勇気を与えてくれる良い「体験の蓄積」だと言えます。
こういった「体験の蓄積」が、将来のビジョンへのワクワク感を高めることにもなります。

是非、ワクワクする「体験」を蓄積し、冒険への第一歩を踏み出しましょう♪

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